【サッカー人気1位】城福浩監督の退任に寄せて。

仙蹴塵記

明治安田生命J1リーグ第27節 鳥栖戦・第一報 守備から逆襲のプランも、直接FKの一発に沈み0-1で三連敗

明治安田生命J1リーグ戦11試合ぶりの勝利を目指す仙台は、前節から先発メンバーを3人変更。この日は吉野恭平、富田晋伍、赤﨑秀平が先発に入った。ゲームキャプテンは関口訓充が務めた。

仙台はボール保持能力に優れる鳥栖に対し、守勢を余儀なくされる前半となった。相手にシュートこそなかなか打たせなかったものの、こちらもいいかたちでトップにボールを入れられず、相手にボールを渡す時間が続く。しかしアピアタウィア久と吉野を中心に、相手にシュートを打たせる前に跳ね返すかたちで粘る。

22分、仙台は石原がドリブルをしかけ、オーバーラップした福森にパス。福森は粘ってゴール前にボールを送ると、そこに真瀬拓海が飛びこんだが、シュートはゴール上に外れた。

直後に飲水タイムとなったが、それが明けても仙台の守勢は続く。アピアタウィアの持ち上がりや上原力也の縦パスでチャンスを作ろうとするが、鳥栖の守備に跳ね返されてシュートができない。39分と40分には左サイドから立て続けにシュートを打たれたが、これはヤクブ・スウォビィクがパンチで止めた。仙台は苦しい前半を過ごしたが、耐えて0-0で試合を折り返した。

手倉森誠監督ハーフタイムコメント
・とったひとつ目のボールを面でサポートしよう。守備は引き続きしぶとく。

ハーフタイムでの選手交代はなし。仙台は後半、プレッシャーを修正して49分にチャンスを作る。左サイドで赤﨑のスルーパスを受けた石原が切れ込んでシュートしたが、これは右に外れた。52分にはアピアタウィアのスルーパスを受けて真瀬が抜け出し、クロス。だが赤﨑の折り返しはゴールラインを割った。

その後は鳥栖に再び押された仙台は、何とか耐えて64分に関口から西村拓真に交代した。しかし66分、自陣ゴール前左サイドで直接FKを相手に与え、これをエドゥアルドに直接決められてしまった。

0-1とされた仙台は、74分に2選手を交代。富田と赤﨑から、松下佳貴とフェリペ・カルドーゾに代えた。さらに82分には石原と富樫に代えて蜂須賀孝治と中原彰吾を投入した。仙台は相手の攻勢をしのぐと、両サイドから攻め返す。90+1分には蜂須賀がクロス、右サイドでこぼれ球を拾った上原がシュートしたが、これはGK朴一圭に止められた。

仙台は0-1で試合を終え、これで三連敗。8月は一勝もできなかった。耐えて逆襲するゲームプランの道半ばで敗れたこの試合を、手倉森誠監督は「サポーターの皆さんの手拍子が選手たちにエネルギーとテンポを与えてくれたと感じていますし、だからこそ勝点3を取らなければいけないくらいの内容だった」と反省した上で、「今日にサポーターから送られた手拍子と声援をエネルギーにして、最後の最後はJ1残留というかたちで報いてあげられるように」とこれからの戦いの目標をあらためて口にした。

reported by 板垣晴朗

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ