仙蹴塵記

【道中から】苦しいときの言葉

10月2日の明治安田生命J1第31節・柏戦後のこと。ベガルタ仙台は先制して相手の良さを消しながら折り返したものの、後半に追いつかれてしまい、1-1で試合終了。取材する側としても靄のかかった気分で、オンライン記者会見に接続しました。

果たして、3-4-2-1に布陣を変えてからは守備的に割り切って戦う比率を高めたのか……というような質問を準備して会見に臨んだのですが、私よりも早く挙手ボタンを押した方が二名。最初に質問をされた方は、仙台の人でもなければ、柏のメディアでもなし。古今東西のフットボール取材経験が豊富なベテラン記者の方でした。こうしたフラットな目線の方の質問には、いろいろ気付かされることも多いです。これまでにも、予測もつかない視点から厳しい質問が飛んでくることもありましたから。

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