仙蹴塵記

【道中から】私撰・2021シーズン5大ゴール

2021年はベガルタ仙台にとっては苦しい年で、得点数も明治安田生命J1リーグ戦で31点(リーグ最少タイ)、JリーグYBCルヴァンカップはグループステージ6試合で7点、天皇杯はなし、と、合計38点にとどまりました。公式戦は全45試合でしたから1試合平均は0.84です。しかしその38回のゴールそれぞれに、個人の力や連係、様々な思いが詰まっているものです。そのような得点場面の中から、私板垣晴朗が独断と偏見でベスト5を選びました。皆様の心に残ったゴールは、どれでしょうか。

○5位・JリーグYBCルヴァンカップ・グループステージ第4節・横浜FM戦(35分・皆川佑介)

2021年に加わった皆川佑介選手が、ユアテックスタジアム仙台で初めて決めたゴールです。2点を先行された直後に決めた意地の1点。センターサークル付近で相手最終ラインの横パスをカットすると、迷わず長距離シュートを打ちました。「相手のキーパー(の位置)が高いのもボールが来る前から視野を確保して見ていて、自分のところにボールが転がってきたら一回打ってみようという思いで打ってみました」。見事な弾道を描いてのゴールでした。

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