仙蹴塵記

【ニュースの現場から】新たなるアタッカー・中島元彦が合流

ベガルタ仙台はFWの人手が足りない。明治安田生命J2リーグ第8節・甲府戦では、皆川佑介と富樫敬真が揃ってゴールをあげて3試合ぶりの勝利を手にした。点を取るべきポジションの選手たちが得点したことは、チームを勢いづける。だが、この試合ではベンチにFW登録の選手が控えていなかった。

試合での消耗を考えれば、今の仙台はFW登録の選手で試合に出られる状態の選手が少ない。フェリペ・カルドーゾは別メニュー調整から全体練習に合流できるところまでもってきたが、まだ慎重なところ。中山仁斗はJ2第6節・町田戦で負傷し、全治8〜10週間の見込み。赤﨑秀平は3月31日付けで海外挑戦のために退団した。他のポジションの選手を配置転換する手もあるが、長いリーグ戦を考えれば仙台は前線への補強が必要な状況だった。

6日、クラブはC大阪から中島元彦が育成型期限付き移籍で加入したことを発表。中島は早速6日の練習からチームに合流した。オフ明けのフィジカルトレーニングから全メニューをタフにこなすこととなったが、シーズン中ということもありコンディションは良さそうだ。

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