縦に紡ぎし湘南の

【湘南vs松本】レポート:駒を進められなかった悔しさと、しかし得難い前進と。

■第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会 3回戦
10月10日(土)湘南 2-3 松本(14:04KICK OFF/BMWス/3,646人)
得点者:14’菊地俊介(湘南)18’前田直輝(松本)52’オビナ(松本)57’安藤淳(松本)83′ 高山薫(湘南)
公式記録(湘南公式)
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取りつ取られつの激しい展開、湘南は長らく取れていなかった先制点を奪ったがすぐに追いつかれ、後半開始間もなくさらに2点を相手に献じた。終盤1点差に詰め寄ったもののあと一歩届かず、勝負はアウェイの松本に軍配が上がった。湘南が松本に敗れたのは、彼らがJリーグに参入した2012年以降では初めてで、同じく12年から阻まれている天皇杯3回戦の壁も突破することはできなかった。

ただし、だ。昨今のリーグ戦の流れ、とりわけ前節の山形戦を思えばこそ、この日の戦いは結果には辿れぬポジティブな印象が色濃い。それは湘南にとって欠かせない、大切なものが全編に込められていたからに他ならない。

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