【日々の景色】新井光選手、全国高校総体へ
来季の加入内定が先日発表された長野市立長野高校所属で特別指定選手の新井光選手。全国高校総体に向けて湘南を離れるまえに話を伺いました。
――湘南でのトレーニングと自身の成長について
「球際の部分はだいぶよくなったと芦田監督には褒めていただいてますし、プロの速いプレッシャーのなかで判断のスピードもだんだん上がってきて、市立長野でプレーするときにも余裕が出てきている。チームに戻ったときにいちばん自分の成長を感じますし、湘南に来るたびに自分が成長できていると感じられています」
――チームでのポジションについて
「3－4－2－1のシャドーです。もともとトップ下のあたりをずっとやってきて、湘南ではいろんなポジションをやらせてもらい、新しい経験、刺激をもらっています」
――湘南でとくにお手本にしている選手は
「アキくん（秋野央樹）は足もとや技術がすごく上手いので、ファーストタッチの置きどころなど見習っていますし、すごいなと思うのは自分のひとつ年上の（齊藤）未月くんや（杉岡）大暉くん、（石原）広教くん。試合に出場しているのを見て毎回いい刺激になっているので、自分も少しでも早く試合に絡みたいという想いでいま取り組んでいます」
――曺貴裁監督に指摘されることは
「やはり球際や守備のところでもっと寄せることや寄せのスピードなど、よくなってはいますけど自分でもまだまだだと思っていますし、やらなければいけないなと思います。自分の成長のためなので厳しく言われるのはありがたいです」
――印象に残っている曺監督の言葉は
「最近では、先日の広島との練習試合で、守備をしているときに頭が休んでいて次の攻撃のアイデアがスムーズに出ていないと言われました。湘南で言われたことを自分のなかで宿題のように捉え、次に来るときはこうしようと思って毎回参加しているので、今回はチームに帰って守備のときにどういう攻撃をするかを頭に置きながらやりたいなと思います」
――総体に向けて
「去年は1回戦で敗退してしまったので、今年はまずは1勝という想いで練習しています」
reported by 隈元大吾
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