【湘南vs岡山】レポート:今季の彼らの真実を
■2017明治安田生命J2リーグ第39節
10月29日(日)湘南 1-1 岡山(14:00KICK OFF/8,780人/BMWス)
得点者:44’ジネイ(淞南)86’大竹洋平(岡山)
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激しい雨にさらされたピッチがボールを止める。グラウンダーのパスは思うように繋がらず、割り切ったボールが増えていく。
「本質的な戦いになったと思う」岡山の長澤徹監督は清しさを湛えて振り返る。
「セカンドボールや体をぶつけるところなど南米選手権のようだった。システマティックではないが、人と人との戦いになった」
強さが光ったと長澤監督が称えたように、湘南はタフな球際でまさり、攻勢を強めていく。だが岡山の帰陣も速い。互いの高い集中力が攻防を白熱へと昇華さす。ことに湘南は、GK秋元陽太やアンドレバイアを中心に跳ね返し、攻めては秋野央樹のフリーキックに菊地俊介がヘッドを合わせ、あるいは石川俊輝のサイドチェンジから右サイドの岡本拓也がダイレクトで折り返し、山田直輝がミドルを放つなど好機を演出した。前で収めるジネイの強さも頼もしい。
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