【福岡vs湘南】選手コメント

2022年05月07日 20時48分　
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タグ : アビスパ福岡 • 舘幸希

●舘幸希選手
2週間前に対戦したときは、前半はいいゲームができてラインを高く保てていたんですけど、後半ラインを少し引いてしまって、それに対してロングボールで起点をつくられた。相手のFWは高いですしパワーがあるので、今日は前後半を通して絶対ラインを高く保って、自由を与えないようにと話しながらゲームに入りました。前半は僕たちの時間が多かったと思いますし、ルキアン選手や山岸選手がストレスを感じるようなラインコントロールをしっかりできていたかなと僕自身も手応えとしてあった。ひとり少なくなって難しい展開にはなりましたが、ラインを高く保つことは変わらないと意思統一して、勝点1という最低限の結果ですけど、そこのタスクはこなせたかなと思います。
ロングボールを主体としているチームだったので、ラインを下げて懐をつくられたら僕もそこまで身長が高くないので勝てないので、絶対自由にさせたくないという想いがあった。クロスでゴール前に行かれると、流れがよくても一発で仕留められることがあると思うので、なるべく追い出すというか、ペナルティエリアに入らせないぐらいラインを高く設定しようという意識はありました。ルキアン選手も山岸選手も走れるし、裏で起点をつくられたら僕たちの矢印も折られてチームとしてよくない。それを2週間前にルヴァンで経験したので、そこは絶対やり続けようと話していました。
（後半について）クロスの質と精度があるので、そこのケアをしっかりしようと、ハーフタイムに智さんが4－4－1にしてサイドのところにふたをしようと入りました。システムの変更には順応できたと思いますし、クロスも簡単に上げさせていなかった。上げられたときに高さと怖さはありましたが、みんなで体を張れていたと思います。ピッチのなかで声かけもすごくあって、ヨネくんも亮太くんもずっと声をかけてくれていたし、前半からすごく励ましてくれていた。チーム全体で絶対勝点1は最低限持って帰ろうという意識だった。
（第3節以来のスタメンについて）リーグ戦では長いあいだ出られなくて、勝てていない状況だったし、自分が出てチームの状況を変えたいと思っている選手が僕以外にもたくさんいた。前節ああいう負け方をしましたが、もう1回ブレずにやろうと選手同士でミーティングをして、もう1回責任を持ってやろうとみんなで話し合っていた。僕自身も自分のやりたいプレーではなくチームとしてやるべきことを意識してできたかなと思います。
（無失点について）相手のFWには高さとスピード、パワーがあって、僕自身ルヴァンカップではできている手応えがあったので、リーグ戦でも0に抑えられて自信にもなりましたし、チームとしてこれを次に繋げなければ意味ないよと声も出ていたので、この勝点1をブレずに繋げたいと思います。