【湘南vsFC東京】選手コメント

2022年06月18日 21時09分　
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タグ : 谷晃生 • 池田昌生 • 瀬川祐輔 • FC東京 • 石原広教

●池田昌生選手
（ゴールシーンについて）まずセガちゃん（瀬川祐輔）に入ったタイミングで、入る瞬間に3人目の動きをしていたので、うまく引き出して、ループのボールでしたけどGKを見て出てきていたので、うまく上を越すようなボールをイメージして打てたのでよかったです。
ゴールは今日も狙っていましたし、ただ先制点を取るのと取られるのとでは全然試合展開も変わってくるので、その重要な先制点を取れたことは非常によかったと思います。

●瀬川祐輔選手
守備の面で、プレッシャーをかけるところと後ろで構えるところのメリハリがしっかりできていたし、背後のケアもしっかりできていた。メンタル的な部分を含めて自分たちが準備してきた守備をしっかりできたことが今日試合をうまく運べたひとつの要因だと思いますし、攻撃も相手にボールを持たれる時間は長かったですけど、相手の嫌なことはできていたかなと思います。
（攻撃の繋がりがよく、シュートで完結するシーンが多かったように思うが？）実際ショートカウンターのほうがチャンスにはなっていたかなと思います。相手のペナのなかまで入っては行けるんですけど、そのあとのビッグチャンスはなかなかなかったし、どちらかというと五分五分のボールをマイボールにしてショートカウンターでシュートまで行く場面が多かったかなという印象があるので、もっと人数をかけてゴール前を崩すパターンもできるとより良い攻撃ができるんじゃないかなと思います。
（アシストについて）昌生が走ってくれたので、どうやって昌生を使おうかなと考えたときにあれがベストだと思って出しました。
（瀬川選手自身、リズムよくプレーしているように見えたが？）早い段階でシュートを1，2本打てたからよかったのと、うまくボールを扱えていたとは思いますが、もっとできると思うし、ゴールも取れていないので、まだまだだと思います。
（序盤に惜しいシュートがあったが？）あれは決めなければダメでした。オフサイドではなかったので。そういう最後のところ、後半も当たらずに空振りしてしまったシーンがあるし、でもしっかり判断したうえでのミスなので、次に繋がるミスだと思って、切り替えてプレーはできました。
（次に向けて）天皇杯を挟みますが、いい流れは継続していかなければいけないですし、今日はよかったで終わり。いままでは苦しんだぶん勝ったときの喜びはすごかったですけど、苦しんでいる時間もないので、今日の勝ちはしっかり受け取って、次に向かいたい。京都はまた違う戦い方をしてくるはずだから、前半戦引き分けの借りを返さなければいけないと思います。

●谷晃生選手
無失点でも無失点でなくても勝つことはいまのチームにとっていちばん必要なことだと思いますし、そのなかでもクリーンシートで終われたことはより自信に繋がるものだったと思います。
（背後のケアについて）いつもラインを高くやっているので相手が背後を狙ってくることは分かっていますし、そのなかで背後のボールは自分ができるだけ処理することを考えていますが、今日はけっこうスリッピーだったのでやりやすかったなと思います。（ボールが伸びるぶん）判断しやすいですね。
（今日も決定機を幾度か止めたが？）前半枠外のシュート1本しかなくて、後半もあまりシュートを打たれる場面が最初のほうは少なかったと思いますけど、そのなかでもいい集中力を保ってやれたのかなと思います。
（相手のシュート機会が少ないぶん難しさがあるのでは？）守備の機会は去年より圧倒的に減っていると思うので、そのなかでどういうふうにマインドを持って試合中プレーするかは徐々によくなってきているのかなと思います。昨季は自分でプレーしながら乗っていく感覚があったんですけど、今季はまた、それもサッカーなので、しっかり自分が適応していかなければいけないと思っています。
（その点についてシーズン序盤は葛藤みたいなものがあった？）そうですね、前半シュートを打たれていないのに後半立ち上がりにポンとやられるみたいなのはすごく、結果論ですけど、自分のなかでも不完全燃焼感というか、もどかしい気持ちがあったので、後半に臨むときにどういうメンタルをつくって入るのか、仲間にどういう声かけをするのか、というのはつねに考えながらやっています。
（後半戦に向けて）前半戦の後半になるにつれて徐々にチームとしてもよくなってきたと思いますし、それを継続して、今日みたいな戦いをベースにやっていきたい。後半戦も難しい試合は増えてくると思いますけど、そのなかでしっかり勝点や勝利を取っていけば間違いなく上に行けると思っています。

●石原広教選手
戦う姿勢を絶対出さなければいけないと自分のなかで感じていました。C大阪に3試合負けて、サポーターの皆さんに申し訳ない想いが個人的にあったので、そういう姿勢を出して周りの選手に伝染させていくことは自分のなかで意識していたところ。入りから全員がそういう気持ちを持っていたと思うし、今日は迫力のあるチームだったと思う。これをしっかり続けていかなければいけないと思うし、いままでもそういうところをしっかりやってこなければいけなかったとあらためて感じた試合でした。
（守備について）攻め残りしてくる相手だったので、上がっていくタイミングとリスク管理するタイミングを大事にした。後半はけっこう守備を意識したんですけど、そこで個人の力を抑えることが自分のひとつの仕事だと思っていたので、自由にやらせなかったことは自分にとってもひとつ自信になるところだと思いますし、それが勝利に繋がったところもあると思うので、戦う姿勢を出せてよかったと思います。
（攻撃について）前半は自分のところでボールが足に付いていなかった。ゴールに繋げられるようなシーンもあったので、そこは向き合わなければいけない自分の課題だと思っています。
（アダイウトン選手の動きを見切っていた印象だが？）リアクションにならずに、自分からアクションして、自分の間合いでやれたことがよかったと思います。最近ちょっと対人が弱かったので、ここは自分のやらなければいけないところだと今日再認識したし、ああいう選手に食らいついていけたことは自信になりました。

reported by 隈元大吾