森崎和幸物語 第18章
2014年の夏、森保一監督就任以来最大のピンチを、広島は迎えた。
ワールドカップの中断を受け、北海道・室蘭でキャンプを敢行。目的は明白で、攻撃力の向上である。13試合を終わってチーム得点王が塩谷司の5点。1トップ2シャドーは相手の徹底したマークにあい、3人(寿人・石原・高萩)の総ゴール数は7点しかない。彼ら個人の不調というよりもチーム全体の攻撃が手詰まり状態にあった。だからこそ、このキャンプでは徹底して攻撃に比重を置いたトレーニングを重ね、連係・連動をシェイプアップすることを目指したのだが、結果としてはうまくいかない。
(残り 2088文字/全文: 2349文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
タグマ!アカウントでログイン
- « 次の記事
- 森崎和幸物語 第19章
- 前の記事 »
- 森崎和幸物語 第17章
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ