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【歴史に学べ】困難を極めたヴァレリー改革〜2001年の広島と現在との共通項を探る。Part.1

 

今やチームでは日本人最年長となった森崎和幸だが、2001年は加入2年目の20歳。それでも堂々と主力を張っていた。

 

今の苦境を見るにつけ、2001年をどうしても思い出してしまう。特にファーストステージだ。15試合で5勝10敗。ただ、当時は延長Vゴール制だから、本来は3勝4分8敗という戦績である。第1節〜第6節まで1勝5敗。第11節〜第15節までは5連敗。15試合で25得点という攻撃力は圧巻だったが、一方で失点は33。複数失点が11試合と守備が完全に崩壊、いや成立していなかった。それが、今年と2001年との大きな違いではあるが、チームを取り巻く空気が似ていると感じている。根拠はないが、歴史をずっと見てきたものとしての実感だ。

(残り 3080文字/全文: 3471文字)

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