【日本代表】攻守に全力の喜び
3失点したからといって、守備が何もかもダメということはない。守備は攻撃の第一歩。まして、ウルグアイ戦での日本代表は、かつての広島で森保一監督が表現したリトリート(下がって陣形を固める)ではなく、アグレッシブに前に出てボールをつかみにいく方法を選択した。当然、リスクもある。だが、それが成功した。だからこそ、あれほど美しく、猛々しいほどの攻撃が生まれたのだ。ウルグアイ戦は、なんといっても守備が成功した試合だったと言っていい。
3失点はもちろん、いただけない。ただ、その内容を精査すれば、1点目は修正可能なセットプレーからの失点。2点目は三浦弦太のバックパスをカバーニに拾われた結果。崩されたのは3点目だが、ここも本来であれば守り切れるはずのカウンターだった。他にも危ないシーンはあり、難しい局面にも陥ったが、相手がウルグアイだということ、このメンバーで試合をしたのが初めてだったことを考えてみれば、そこは致し方あるまい。
そしてこの試合では、守備にこそ「森保イズム」が表現されていたと見る。
(残り 1634文字/全文: 2077文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
タグマ!アカウントでログイン
- « 次の記事
- 【清水戦にむけて】頑張れ、パトリック!
- 前の記事 »
- 【清水戦に向けて】ベサルト・ベリーシャ/継続のストライカー
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ