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【日々、紫熊倶楽部】タイの日々もあと1日※無料

タイキャンプは昨日打ち上げ。選手たちは深夜発の便で広島への帰途についた。

一方、僕らといえば、まだタイである。まだ仕事中である。紫熊倶楽部本誌の締め切りが迫っていることもあり、また当初、事前に聞いていたキャンプ日程と変わったこともあり、帰国は今日の深夜便だ。安さを求めて「返金不可」の予約をしてしまったことによるむこの事態。仕方がない。

今回の宿泊先を見つけるにあたり、なんとかしてチームの近くのホテルにしたいという強い想いがあった。昨年は他の場所を見つけることができず、チームと同じホテルに宿泊。それはトルコキャンプでもそうだったのだが、できればピッチから離れると違う宿泊先にしたい。サッカーと同じように大切な「切替」というヤツである。

幸い、徒歩圏内のホテルを見つけた。ホテルというかコンドミニアムで、部屋にはミニキッチンや洗濯乾燥機までついていた。また、そのホテルのレストランは、タイ価格では高いが、日本でいえば安い居酒屋の価格で収まることは昨年の経験で分かっていた。この宿が適正価格であれば、ここにしたい。それは昨年から考えていた。

どうしてチームのホテルの近くがいいかといえば、キャンプ中に紫熊倶楽部用のインタビューが組まれるからである。時間としてはどうしても練習後になることが多く、2部練習が行われるキャンプ中なら夜。夕食後にセッティングされる場合がほとんどだ。ただ、どうしてもチームスケジュールが優先されるため、時間がどうなるかはわからない。そういう場合、ホテルが近くだと、なにかと便利なのである。

また、このホテルであれば、徒歩25分。少し遠いが、クルマがほとんど通らない道なので、朝夕の涼しい時なら快適に歩ける。時にホテルのスタッフや出入りの業者さんたちが「どこまで歩くの?乗っていきなよ」と親切にもクルマに乗せてくれたこともあった。ただ途中から、できるだけウオーキングしたいというのと安全性を考え、明らかにホテルの人だとわかるクルマだけに、ご厚意に甘えることに。ただ、タイの人々は本当に優しい。

ホテルの価格はタイのレベルではなかったが、日本でいえばビジネスホテルなみ。それで広々とした空間と生活設備を確保できて、美味しいレストランがあって、スタッフもみんな親切で。昨年、トラブル続きの状況でイライラしていた環境とは、大きく違っていた。毎日、晴天に恵まれ、朝夕は涼しく、食事も美味しい。いい環境で仕事をさせてもらったことに感謝しています。

詳しくはまた後日。さあ、締め切り、締め切り。やばいよ、今月も。

 

(了)

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