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【2019年に向けて】激しい、激しい競争

若い世代の意気込みが凄まじい。

例えば野津田岳人や川辺駿は、自分たちが中心となってプレーしたいと公言して憚らない。その上でタイトルをとる、と。彼らにつづく森島司はタイキャンプでのトレーシングで明確な結果を見せつけた。特にU-23韓国代表戦の先制点における彼のヒールパスはエミルをフリーにしてのクロス→皆川スルー→柏ゴールという流れをつくり、広島の優位を確実にした。川辺や野津田とは違う発想力は、昨年までの広島の攻撃に足りなかった意外性やオリジナリティを生む力になる。

そして松本泰志は最初のチョンブリ戦でこそ内容の伴ったプレーを見せなかったが、U-23韓国戦では大きなサイドチェンジで攻撃のスイッチを入れ続けた。和田拓也の落ち着いたプレーぶりばかりが印象的だったキャンプ前半のイメージを完全に払拭。昨年よりも一歩、二歩と進化した姿を見せている。

迎え撃つ先輩は、どうなのか。

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