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【新加入への期待】ハイネル/スピードキングへの期待

※ハイネル選手記者会見はこちら

 

川崎Fでは14試合1得点、ACLでは7試合2得点。2017年の1シーズンだけのプレーに終わっている。今季からサンフレッチェ広島のスクールコーチに就任した平繁龍一はハイネルのことを覚えていて、「スピードが印象に残っています」と語ったが、では特別な印象があったのかというと、実は多くのサポーターにとってはそれほどでもないだろう。

そういえばかつて、日本でずっとプレーしていながらインパクトを与えられずにいた選手がいた。今は清水でプレーしているドウグラスだ。

2015年、広島にとっての3度目の優勝は、ドウグラスのパワフルなプレーなくして考えられない。彼と浅野拓磨が2016年も広島で活躍していれば、タイトルはもっと広島にもたらせされていたはずである。もしかしたら、森保一監督はまだ、広島で指揮をとっていたかもしれないし、今のチーム構成も大きく変わっていたかもしれない。それほどの活躍を示したドウグラスが加入当初、どれほどの期待をもって受け入れられたか。徳島や京都で目立った実績を残せなかった彼を獲得した強化部に対する批判や非難は、間違いなく存在した。

ハイネルが第2のドウグラスとなれるか。サプライズを呼び起こすことができるか。

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