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【Jリーグ第4節】松本山雅戦/未来戦略の上でも重い意味をもつ勝点3(前編)

3月17日の勝利がどれほど重要で、どれほどの価値をもつか。その認識に立てる人は、サンフレッチェ広島の歴史に通じているか、Jリーグの本質を理解しようとしている人であろう。

ゲームの内容についてのレビューはTSSサンフレッチェ広島公式スマホサイトを是非、ごらん頂きたい。ここではこの勝利の意味を、戦略的な視点で考察したいと思う。

そもそも、2019年というシーズンが持つ意味合いをしっかりと認識しないといけない。Jリーグの予算規模の平均が拡張していく状勢化にあって、サンフレッチェ広島が抱える状況は厳しい。しかし、未来には明白な希望がある。その希望の中身についてはまだ具体的には書かないが、その希望にたどりついた時、チームがいい状態であることが非常に重要なのだ。そうでなければ、財政的なジャンプアップが難しくなる。2020年代はサンフレッチェ広島の末来を決定づける重要な10年となるが、その10年の基礎をつくりあげるために、この2019年の重要性は計り知れない。

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