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【SIGMACLUBNEWS】南米選手権雑感

出場機会はなかった松本泰志だが、経験はきっと生きるはず。

 

■FWの育成と守備の整備

戦前の予想からすれば、上々の成果をあげた南米選手権だった。1999年、トルシエ監督が率いて参加した南米選手権では1分2敗3得点8失点という結果以上に「歯が立たない」という印象を与えた。流れの中ではほとんど崩せず、南米の強烈なプレスに手も足も出ない。そういう状況を記憶していただけに、フル代表ではなく五輪代表プラスαのチームが見せた頑張りは、称賛に値する。ウルグアイ戦、エクアドル戦だけでなく、0-4で敗れたチリ戦ですら、「やれる」という印象を与えた。1999年の時は引き分けたボリビア戦、2点をとったペルー戦でも「彼我の差、うめがたし」というやや絶望的な空気感が流れていたにも関わらず、だ。

違いはやはり、日本がボールを持てるようになったということだろう。エクアドル戦でも中島翔哉や久保建英、柴崎岳といったテクニシャンだけでなく、多くの選手が時間と場所のない中でも平然とボールを握り、少しでもあけば運び、コンビネーションを駆使していた。これはもう、彼ら個人というよりも日本サッカーが培ってきた育成の成果であるとプライドを持っていい。かつての日本はアウェイに行くと途端にボールを持つことを怖がり、握ってもチャレンジが極端に少なかったが、トゥーロン国際大会でもそうだったが、今の若者たちは全く怖れを知らない。果敢にチャレンジするし、ボールを握ってサッカーをすることに対する恐怖感もない。奪われても、またチャレンジする。それが、躍動感と決然とした態度につながる。

ただ一方で、3試合で完封が1試合もないという事実には、真摯に向かい合わないといけない。

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