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【SIGMACLUBNEWS】2016年以来のベスト8を前に難関・大分。打開を松本泰志に期待する。

天皇杯ラウンド16は、2016年の鳥栖戦以来(3-0で勝利)、一つの壁となっている。

2017年、横浜FM戦で2-0とリードしながら追いつかれ、延長終了間際にウーゴ・ヴィエイラにハットトリックとなる3点目を決められて敗退。2018年は鹿島相手に延長までもつれ込んだが、96分にレオ・シルバの強烈なFKを叩き込まれて失点。延長終了間際には三竿健斗のミドルに膝を屈した。90分での試合では0-0の引き分け。しかし、天皇杯は延長・PKがある。奮闘した広島ではあったが、結果は敗戦。馬渡和彰・川辺駿・吉野恭平・松本泰志、そしてフェリペ・シウバにベリーシャ、渡大生と、その時のサブ組が中心となって戦ったラウンド16は、シュートわずか2本という内容的には完敗だった。

鹿島戦が行われた9月26日という日程は、鳥栖に敗れ、FC東京と引き分けた直後の水曜日。試合内容的には明確に下降線に入っていて、悪夢の予感が少し、見えつつあった頃だ。特に得点がとれなくなりつつあったことは現実として感じられていた。

今はどうか。首位を独走していた2018年と違い、チームは「三歩進んで二歩さがる」(城福浩監督)状況ではありつつも、ACLではベスト16に進出し、リーグでは5位。勝点も43と積み重ね、次の試合で広島が勝利して松本が敗れれば、松本は残りを全勝しても勝点は45どまりとなり、広島の46ポイントには届かなくなるから、自動降格圏回避が決まる。さらに広島があと1勝して鳥栖が連敗すると、広島のJ1残留も決定する。派手な補強もなく、昨年とは戦術的な変更を加えてのリスタートだったにも関わらず、見事な戦いぶりだと言っていい。指揮官の手腕を感じる。

ただ、チャンスだと狙っていたルヴァンカップ準々決勝において不運な退場もあり、札幌に敗れてしまったこと、何よりもACLで鹿島に屈してしまった悔しさは、今もチームに充満している。大逆転を狙っているリーグ戦でも、横浜FMとの6ポイントゲームに敗れ、一歩後退。だからこそ、天皇杯にかける思いは強い。

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