再現性の低いサッカーに未来はないのか?風間グランパスとポステコ・マリノスで分かれた明暗(J論)

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【紫熊の戦士】稲垣祥/ご結婚、おめでとうございます

今年の夏だったと思う。広島駅近く、エディオン蔦屋家電のすぐ側で突然、声をかけられた。

振り向くとそこには、あふれ出す笑顔。いつも見ている笑顔。

「何してるんすか」

「いやちょっと、エディオンでお買い物を」

そんな他愛もない会話の向こうで、可愛い女性が笑っていた。

「もしかして」

稲垣祥は、うなづいた。

「はい、彼女です」

その存在は前から聞いてはいたが、しっかりとお会いするのは初めてだった。

「いつも、お世話になっています」

「こ、こちらこそ」

しっかりとした大人の女性。そういう印象だった。

会話らしい会話もなく、挨拶だけかわして、彼ら2人は僕たちとは違う方向へと歩いていった。

今回、入籍したお相手はもちろん、その時の彼女だ。

サッカー選手は早く、結婚するべきだ。それが筆者の持論である。

というよりも、もし可能であれぱ、社会人は早く結婚した方がいい。それは自分自身の体験にもよる。

独身の頃、自分の生活は悲惨だった。仕事はしていたが、立場はアルバイト。正直に告白すれば自分自身の未来について明確なビジョンを描いていたわけではなく、ただ目の前の仕事をこなすだけになっていた。仕事そのものもそれほどできない男だったが、様々な人や励ましや助けがあったこともあり、少なくとも与えられた仕事だけは頑張ろうと思った。だけどそれは、自分のミッションをただ続けていくだけで、未来に繋げようという感覚もなかった。

結婚してからは、変わった。

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