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【2019決算マッチレビュー】ヒーローは渡大生/対神戸戦(Jリーグ第7節)

神戸が勝利するべき試合だったのかもしれない。

前半から圧倒的にボールを支配し、それだけでなくここまで5試合連続無失点という大記録を打ち立てていた広島の守備をこじあけ、ビッグチャンスを次々につくり出していた。15分、28分とイニエスタのセットプレーから失点を重ねたが、それはある意味で必然。特に28分のシーンは、自陣でのセットプレーであるにも関わらず、ほとんどの選手がボールに背を向けてしまっている。単純きわまりないミスではあるが、そういう基本を見失うほどにメンタルが追い込まれたことも事実である。

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