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【広島1-1柏】荒木隼人vsオルンガ、破格の戦い

釘付けになった。

組織論、戦術論が猛々しい時代に、1対1でこれほど魅せてくれる対決があろうとは。

荒木隼人対オルンガ。素晴らしい90分の戦いだった。

立ち上がり、荒木はオルンガに強烈なパワーを見せ付けられる。右からのクロス。前に入られた荒木は必死に身体を寄せるが、微動だにしないストライカーはただ、右足を当てただけで唸りをあげる剛球を放った。林卓人のビッグプレーで難を逃れたが、一瞬でも彼に対してはマークを緩めてはならないと実感したシーンだった。

そこからはもう、戦いに次ぐ戦い。荒木はオルンガを監視し続け、絶対に前を向かせまいと身体を寄せる。オルンガは荒木の密着を嫌い、引き剥がそうとする。パワーと駆け引きが充満し、激しい闘志が炸裂した。

しかも素晴らしいのは互いにフェアに戦ったということ。審判の見えないところで肘を使ったり、腹を殴ったり。そんな「輩」のような戦いを目撃したこともある。ボールのないところで小競り合いのように相手を引っ張ったり引き倒したりするシーンも目撃したこともある。しかし、荒木もオルンガも、そういう戦いは仕掛けなかった。ルールの範囲の中で、フェアかつ激しく、自分の持つスキルにかけて戦い続ける。そういう二人だからこそ、見ている側は手に汗を握った。

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