【編集者の日常】やっぱりキーボード
編集者・記者である以上、ツールにはこだわるべきだと以前、このWEBで書いたことがある。料理人が包丁にこだわり、大工がカンナにこだわるのと同じ理由だ。記者もモノを創るという意味では、職人に分類される。職人である以上、道具が大切なのは当然だ。
ただ、以前にご紹介したキーボードは、あえなく撃沈した。Enterキーを破壊してしまったのだ。
僕は筆圧も強いが、キーボードを叩く圧力も強い。かつてMacbookのキーボードを何度、破壊してしまったことか。なので、これはキーボードの強度に問題があるのではなく、完全にこちら側の問題だ。
どうしよう。すでにメカニカルなキーボードの魅力にやられていて、アップルのマジックキーボードに戻る気持ちはない。新しく買いたい。
「同じものではいけないのか」
いやいや、どうせ買うのなら……。
決断した。HHKBだ。正確に言えば、「Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID Type-S 日本語配列」である。
詳細はリンク先でご覧いたただきたい。とにかく、多くの人々にとっては憧れのキーボードだ。価格も3万円超え。キーボードでこの値段。
でも、僕にとっては、キーボードは非常に重要なツールであり、ここに予算を割くのは当然のこと。
3万円……、確かに痛い……、だけど……、うーん……。
YouTubeの映像などを見ると、絶賛されているHHKB。
このキーボードを使って、後悔することはないはずだ。
3万円……、えーいっ、高くないんだっ。
買いました。
ご存知の方も多いだろうが、このキーボード、カナ表記がない。そして僕は、カナ入力。
どうするか。ブラインドタッチはできない。やろうとしたが、やはりダメだった。
そこで買ったのが、キーボード用のシールである。
確かにださくなった。でも、そんなことは関係ない。道具に必要なのは、使いやすさだ。
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