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昔、原稿は手書きだった〜運命と時代が変わった頃/編集者の日常

SIGMACLUB、無事校了しました。明日、本が納品になり、読者のみなさまのもとにお届けする手はずとなっております。ぜひ、お手元にとってご覧下さい。

 

さて、雑誌編集を生業としている僕にとっては当然、パソコンは必須……ではあるのだが、この世界に入ったばかりの頃は、原稿はまだ手書きの時代だった。今の20代・30代の人々には信じられないかもしれないが、そもそもパソコンになんて、会社には数台しかなかった。

僕が勤めていたリクルートでは、IBM5550というパソコンで営業庶務が「マルチプラン」という表計算ソフト(アプリなんていい方はしていなかった)を使って数字の管理をしていた。時折、営業マンが企画書をつくりたいからと営業庶務にお願いして、5550でワープロを打ってもらっていた。その頃はワープロで文書をつくることそのものが特殊技能で、誰もが使えるものではなかったのだ。

当時は大学や専門学校の募集広告をつくっていて、広告ディレクターになりたてだった僕は、営業の言うことをそのままライターやデザイナーに伝えることしか、できなかった。そもそも、広告制作の知識なんて全くない。デザインの勉強もディレクションの知識もほとんどないまま、プロのコピーライターやデザイナーと対峙しないといけない。企画力なんてないに等しく、できることと言えばスケジュール管理だけ。前年、散々に怒られながら一つの本をつくっていく過程は踏んでいたが、一つ一つの広告をつくることは全く違う。なのに、他にやる人がいなかったから、仕事を割り振られただけだった。ディレクターになりたいとか、クリエイティブの世界で生きていきたいなんて、これっぽっちも考えていなかった。

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