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広島のスタジアムパーク、大きな前進/優先交渉権者決定、デザインプランも公開

ついに、ようやく。

SIGMACLUBが創刊した2000年1月のインタビューで、久保允誉サンフレッチェ広島社長(現会長)は「サッカースタジアムはJリーグのクラブを経営する上で不可欠だと私は思うんですよ。それは信念と言ってもいい」と語った。さらに、こういう言葉も。

「私の目標は、まずクラブ経営の安定化。そして常に優勝を狙えるようなチームづくりを両立させること。そのためには、どうしてもサッカースタジアム建設は、絶対に実現させなければならない。いいチームとなるためには(サッカースタジアムは)不可欠と言っていいでしょう」

他のインタビューでは、「サッカースタジアム建設は私のライフワーク」とまで言い切った久保会長の言葉、想い。今から20年以上も前に、広島のサッカースタジアム建設を「不可欠」とまで言い切っていた経営者の信念が、いよいよ具体的な形となってきたのだ。

観客席がほぼ100%屋根で覆われ、雨に濡れることなく観戦できる。街なかでアクセスもよく、ピッチと観客席の距離が近くて臨場感もある。

当時はそんなスタジアムが広島にできることなど、夢物語のように思えた。だが2021年3月31日、中央公園に夢にまで見たスタジアムの実現に向けて大きな一歩を踏み出した。

4つの共同事業体からのプレゼンテーションを受けた「広島市サッカースタジアム整備等事業者選定審議会」から審議結果が答申され、事業主体である広島市により優先交渉権者が選定。これから市議会の議論を受けて2024年のスタジアムパーク開業に向けて邁進することになる。

この度の決定について、久保允誉会長はクラブを通してこんな言葉を届けた。

「この度の優先交渉権者の選定により、スタジアムパークは2024年の開場に向けて、大きな一歩を踏み出すことができました。選定に関わっていただいた全ての皆様に心より感謝申し上げます。
 全国で初となる「まちなかスタジアム」は、観戦時にはサッカーの真の魅力を体験していただき、スタジアム内には様々な施設を設けることで、中央公園一帯をプラザ(公共の広場)として、多くの人々が365日集うことができます。その結果、平和公園からスタジアムや広島城に向けての人の流れができ、シャレオや本通りなども含めて一帯に活気が生まれるものと考えます。今後も、当社はサッカースタジアムの主たる利用者として、広島市、県、広島商工会議所等と協力し、サンフレッチェを愛し応援していただいている皆さんや、全てのサッカーファン、広く県民・市民に喜んでもらえる方法・施設をしっかりと提案していきたいと思います。
 最後になりますが、広島市、県、広島商工会議所等を始め、スタジアム建設に協力いただいた皆様に、改めて御礼申し上げるとともに、引き続きご協力いただきます様、宜しくお願いいたします」

スタジアムについての熱い熱情を語ったあの時から21年、どんな想いで会長は言葉を紡いだのか。胸が熱くなる。

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