靴1足分の寄せを取り戻せ/広島0-3仙台
もちろん、この敗戦は言い訳は利かない。
コンディションの問題はある。中盤の柴﨑晃誠・土肥航大はケガから復帰後、1度も実戦的なトレーニングを積んでいない。ドウグラス・ヴィエイラも同様だ。運動量や質のところで厳しいのは当然。
しかし、少なくとも仙台との日程を比較した時、直近の試合との間隔は中3日同士。もちろん、広島ほどの大連戦ではないが、先週のミッドウイークも彼らは試合を組んでする。そこが徳島戦とは大きな差だ。ケガ人うんぬんについては、広島の事情でしかない。
フレッシュで活きのいい棚田遼のプレーを見た時、コンディションの重要性を改めて感じた。だが、最初に書いたように、疲労を言い訳にしてはならないし、選手も監督も敗因をそこに持ってきてはいない。
大きな問題なのは、城福浩監督がここまでこだわってやってきた守備の原則が、この試合で発揮されていなかったことだ。
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