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THIS IS FOOTBALL/得点への道はサイドから

なでしこジャパンの初戦を見て改めて感じたのは、得点をとることの難しさだ。

といっても、なでしこの初戦はチャンスの数そのものが少ない。シュートの数は少ないし、カウンターからチャンスを伺ったカナダの方が実質的にゲームを支配していた。

ボールを握って、動かしていたとしても、相手の守備ブロックが強固であれば、そこからゴールを陥れることは難しい。かといって、ボールを相手に渡したままでいれば、攻撃はどうしても偶然性に頼ってしまうことになりがちだ。このあたりがサッカーというスポーツに潜む矛盾であり、魅力でもある。

ただ、この日本対カナダ戦は、サンフレッチェ広島の攻撃を考えるにあたっても、大きな示唆が存在する。

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