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THIS IS FOOTBALL/浅野雄也と東俊希、得点をとるために生かしたい二人のタレント

鍵を握るのは、どう考えても背番号29。浅野雄也の存在だろう。得点をとるためには、浅野がもっとも可能性はある。

トレーニングマッチ・愛媛FC戦(8月2日・45分×3本)の2本目、左シャドーに入った浅野は、茶島雄介の裏へのパスに対して素晴らしい飛び出しを見せた。一気にPA内に突入し、出てきたGKの横をすり抜けるようなシュートをしっかりと決めて見せた。

「センスの証明ですよ」

浅野はこのシュートについて、冗談めかして笑っていた。だが、間違いなくセンスではある。裏に飛び出すタイミング、シュートの時に魅せたGKとの駆け引き、そして何よりも「流し込み」を選択したシュートの確実性も含めて。

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