SIGMACLUB NEWS/8月22日朝版
●広島1-1川崎F
前半、前線からプレッシャーと青山敏弘の最終ライン前でのフィルターが素晴らしく機能し、主導権を握った広島。27分、再三の「即時奪回」からチャンスをつかみ、スローインから柴﨑晃誠が右サイドを突破。マイナスのクロスを見事なポジションをとっていた柏好文が落ち着いて流し込んだ。
後半、ポジションどりを修正した川崎Fがボールを握る。左ウイングに入った宮城天の走りを軸に、また風上を利用した長いボールを効果的に採用。何度か広島のゴール前に迫るも、広島はCB陣をはじめとした身体を張った守備で跳ね返した。鬼木達監督(川崎F)は67分、橘田健人と遠野大弥を投入。同時に家長昭博と旗手怜央の位置を入れ替え、両ウイングにスピードのある選手を配置。そして73分、広島のプレッシャーが弱くなった隙を見逃さず、橘田がサイドチェンジ。旗手の横パスに対し、遠野がニアに飛び込んで広島のDFを引きつけ、フリーになったレアンドロ・ダミアンがパスを受けて決めた。
しかし、その後は広島の守備も修正してしっかりと守り切り、勝点1をわけあった。
この試合で森島司と林卓人は共に負傷のため、ベンチから外れている。
●広島ジュニアユース、ベスト4進出ならず。
日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会のベスト8で東京ヴェルディジュニアユースと対戦した広島ジュニアユースは1-3で敗れ、惜しくも決勝進出を逃した。前半に3失点を喫してしまい、後半に桝谷歩希のゴールで追いすがるも及ばず。しかし、全国のベスト8である。胸を張って戻ってきてほしい。
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