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サンフレッチェ広島レジーナ1-4大宮アルディージャVENTUS/受け身になったが故の屈辱

チャンスの数は大宮を大きく上回った。実際、シュート数は12対5。コーナーキックは7対1でレジーナが上。逆にゴールキックは大宮の8本に対してレジーナは0。つまり、大宮はほとんどレジーナ陣内にも攻め込んでいないのだ。WEリーグの場合、ボール支配率などの詳細データが公開されていないのでなんとも言い難いが、肌感覚としては60%以上、レジーナが握っていたはず。

それでも結果は1-4。大差の屈辱である。

先発は以下のとおり。

【レジーナ】
GK:木稲瑠那
DF:松原志歩、左山桃子、中村楓、木﨑あおい
MF:柳瀬楓菜、小川愛、川島はるな
FW:立花葉、上野真実、中嶋淑乃
【大宮】
GK:望月ありさ
DF:坂井優紀、乗松瑠華、長嶋洸、鮫島彩
MF:上辻佑実、源間葉月、有吉佐織、仲田歩夢
FW:井上綾香、髙橋美夕紀

レジーナはいつもどおりの4-1-2-3、大宮は4-4-2。平均年齢でいえば、レジーナが24.36歳で大宮は28.64歳。大宮には世界一メンバーの鮫島彩だけでなく、乗松や坂井、上辻や有吉など日本代表経験者がズラリ。仲田は代表経験はないがINAC神戸のレギュラーとして数々のタイトルをとってきたベテランだ。経験値では、レジーナは及ばない。ただ、それが試合にここまで大きく影響するとは、さすがに考えづらかった。

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