SIGMACLUBweb

川村拓夢が帰ってくる。

2016年11月、高校2年生で広島のトップチームのキャンプに参加した時の川村拓夢

 

高校2年の秋(2016年)、川村拓夢は広島ユースからただ一人、トップチームの若手が集まったオーストラリア秋季キャンプに参加した。この事実こそ、彼がどれほど期待を集めていたかの証明だ。実際、このキャンプでのトレーニングを指揮した横内昭展コーチ(現日本代表コーチ)は、川村のことに話題が及ぶと「いいでしょう、タクムは」と笑顔がはじけた。

広い視野、優美なパスなどから感じられるスケールの大きさは、確かに見ている側を魅了する。ただ、それを持っている選手は過去、何人も見てきた。

筆者が魅力を感じたのは、負けん気の強さだ。

(残り 2252文字/全文: 2620文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2 3
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ