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【レジーナ】得点をとるための形を探る

サンフレッチェ広島レジーナの船出は、非常に厳しい。しかし、明るさもある。

そう感じさせたWEリーグの前半戦だった。

増矢理花の大活躍で開幕の対EL埼玉戦を3−0で快勝したレジーナだったが、その増矢の前十字靱帯断裂の大ケガが大きな影を落としたことは言うまでもない。

彼女の存在は絶大だった。ボールを持ってプレッシャーを剥がすことのできる増矢にボールをつければ、相手のハイプレスも無効化することができる。狭い場所でも前を向ける彼女を軸にビルドアップを進めていけば、縦のスピードに満ちたアタッカーたちを活かすこともできる。

手術も無事に成功し、来季の復帰に向けてリハビリに取り組んでいる増矢理花。

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