【熊本キャンプ】最初の2得点の過程は、今季の教科書となりうる映像となる(広島 11-0 東海大熊本)
まずは、まん延防止等重点措置の状況下でトレーニングマッチの対戦相手となってくれた東海大熊本に、厚く御礼を申しあげたい。
彼らは九州大学リーグ1部のチームで昨年は総理大臣杯にも出場した実力あるチーム。OBにはロアッソ熊本でプレーしている酒井崇一がいる。決して弱小のチームではない。
その相手に敬意を込めて、広島は今の力を全て、この試合にぶつけた。残念ながら佐々木翔は日本代表合宿のため、塩谷司はコンディション調整のために欠場し、森島司やジュニオール・サントスも別メニュー。ドウグラス・ヴィエイラやエゼキエウといった攻撃の主力がいない状況下ではあったが、それでもチームは11得点を記録した。しかも、相手のミスやイージーなプレーに乗じたものではなく、その全てが意図どおりの攻撃。ダイナミックな展開、縦への速さ、即時奪回や前線からのプレスも利いて、90分間ほぼハーフコートマッチ。東海大熊本のシュートはおそらく1本だったのではないか。
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