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【サンフレッチェ広島レジーナ】浦和戦に向けて/中村伸監督・福元美穂・川島はるな・山口千尋・柳瀬楓菜コメント

福元美穂選手「全員がつながりをもって」

 

……後期開幕から3連敗という現状について。

福元●まだまだ足りないところも、もちろんあります。ただ、再開初戦以降、本当に少しずつだけれども、前進しているのではないか、と……。そう、信じたい。前向きにやっていきたいです。

……その「前進」とは?

福元●本当に当たり前のことなんですけどね。特に初戦は、戦う姿勢が全くなっていなかった。そこの部分については、千葉L戦では……、まだまだ足りないけれど、もっともっとよくなると思うけれど、ちょっとずつはよくなっている……と思うんですよね。もちろん、そこで満足してはよくない。まだまだ足りないですし。でも、まずは本当に当たり前のことを、ピッチに立つ上で当然やるべきことを、ちょっとずつ表現できているのではとは、思います。

……練習後、GKやDFのみんなを集めて、話をされていましたね。

福元●DFライン4枚がもっと、繋がるべきだと思ったんですね。横の繋がりが、今は少し薄いと感じました。誰かが抜かれても、誰かがカバーすればいい。そういう繋がりがあれば、もっと一人一人の良さが出ると思うんです。4枚がグループではなく、一人一人になっているように思えた。なので、もっと繋がろう、と伝えましたね。

……もし試合に出たら、どういうプレーでチームを助けたい?

福元●みんなと協力して、熱く戦いたい。それは最低限のこと。そして、自分の武器であるコーチングでみんなに早目の準備をさせて、みんなが自分のプレーができるようにやっていければと思う。

……こういう難しい状況で、メンタルを強く持つためには?

福元●自分もたくさん、嫌な想いや悔しい想いをたくさんしてきて、こんな経験をしたくないと考えて、ここまでやってきました。ここまでの結果をみんながどれだけ真摯に受けとめてやっていくか。そこが重要。ダメな時であればこそ、会話をしっかりとして、コミュニケーションをしっかりとやっていくべき。どうしても口数が減ってしまいがちになりますからね。確認しあうこと、求め合うこと。まだまだ、そこは足りないし、自分たちに甘さもそこにある。次に勝つことだけをチーム全員が考えて、行動するべきだと思います。自分も、どういう立場にあっても、そこを考えて行動したいです。

 

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