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【広島 1-1 京都】大迫敬介の悔しさと、徹底的に選手たちを信じるミヒャエル・スキッベ

大迫敬介がミスをする時は、ほぼ100%に近い確率で「迷った時」である。

2020年の対大分戦、85分に失点してそこから逆転負けを喫した時も、一瞬の迷いが判断を狂わせた。「この決断で大丈夫か」という想いが1ミリでもあると、プレースピードが遅くなり、伸びる腕も伸びなくなる。対京都戦での失点も、そこから生まれた。77分、白井康介が入れたクロスに対してのプレー。森島司が野津田岳人の素晴らしいクロスをヘッドで叩き込んだ、13分後のことだ。

彼は試合後、悔しさを滲ませつつも、答えてくれた。

「僕のプレーが中途半端になっちゃったかなと思っています。(キャッチか弾くか、あるいはスティするか)そこをどうするかを迷った結果だと思います。ボール自体はそんなに勢いのあるものじゃなかった。ただ予想以上に伸びてきたというか……、弾くのであればはっきりと弾いておけばよかったかなと思っています。(ボールをとるために前に)出る判断は間違っていない。ただ、その最後のジャッジのところだと思います」

大迫に救われた。そう感じられるシーンは、この試合でもたくさんあった。

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