ピエロス・ソティリウ、広島に降臨。待望のストライカーはG大阪戦から出場か
186センチ・83キロの恵まれた身体に、優しさが溢れる笑顔。記者会見で見せるピエロス・ソティリウの真摯さは、例えば質問者の目を見て言葉を発する姿勢からも感じられる。
キプロス代表で10番を背負い、56試合12得点。リーグでも、FCコペンハーゲンでの3シーズン(2017-20)で102試合37得点。昨シーズンはブルガリアリーグでは25試合17得点で得点王に輝き、ルドゴレツ・ラズグラドのリーグ11連覇に大きく貢献したストライカーだ。両足で強いシュートを蹴ることができるし、ヘッドも強い。
例えば今年7月20日、チャンピオンズリーグ予選でアイルランド王者のシャムロック・ローヴァーズFCと対戦した時、彼は2得点を決めて勝利に貢献している。
1点目は中のDFと身体をぶつけあいながらの駆け引きを演じ、右からのクロスに対してニアに飛び込んでヘッドを決めた。2点目はシュートのこぼれ球をしっかりと予測して決めている。記者会見で彼は「どんなボールが来ても、ゴールネットに沈めればいい。いいポジションをとって、いい準備をすることが全て」と語っているが、その言葉どおりのゴールだと言える。
足立修強化部長によれば、彼については昨年からリストアップしていたとのこと。
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