保険大手AIA、シンガポール・プレミアリーグの新たな冠スポンサーに
シンガポールサッカー協会(FAS)は23日、保険会社AIAシンガポールがシンガポール・プレミアリーグ(SPL)の新たな冠スポンサーになったと発表した。契約期間は2年間。
これまでSPLでは前身のSリーグ時代を含めて、国内保険大手のグレート・イースタンとヒュンダイ自動車が冠スポンサーとなっていたが、今季からはAIAが単独スポンサーとなる。リーグの正式名称は「AIAシンガポール・プレミアリーグ」。
AIAは、香港を拠点にアジア・オセアニア地域などで事業を展開する保険会社。英国プレミアリーグのトットナム・ホットスパーのメインスポンサーを務めていることでも知られており、同クラブが今夏にアジアツアーを実施する際には、シンガポールでも試合などのイベントを行うことが予想されている。
FASのリム・キアトン会長は、「シンガポールサッカーに活気をもたらし、その水準を引き上げるという我々の目標達成に、今回の契約が寄与してくれると確信している。草の根レベルにおけるサッカーの振興のために、若年層を中心にしたコミュニティーへの働きかけにも(AIAシンガポールと)協力して取り組んでいきたい」と期待を込める。
今季のSPLは3月2日に開幕する。対戦カードは、ゲイラン・インターナショナル―アルビレックス新潟シンガポール(会場アワー・タンピネス・ハブ)、ヤングライオンズ―バレスティア・カルサ(会場ジャランベサル)。試合開始はいずれも17時30分。