「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【マッチレポート】J2-2[A]カマタマーレ讃岐戦『そして敗者となった』(2016/03/07)

2016年3月6日(日)
J2第2節 カマタマーレ讃岐 vs 東京ヴェルディ
13:03キックオフ Pikaraスタジアム
[入場者数]2,858人 [天候]曇、無風、気温25.5℃、湿度36%

讃岐 2‐1 東京V
前半:1‐0
後半:1‐1
[得点]
1‐0 永田亮太(12分)
2‐0 仲間隼斗(74分)
2‐1 平本一樹(90+1分)

●東京Vスターティングメンバー
GK1  柴崎貴広
DF2  安西幸輝
DF3  井林章
DF15 ウェズレイ
DF6   安在和樹
MF30 高木純平
MF13 船山祐二(76分 平本)
MF14 澤井直人(46分 南)
MF10 高木善朗
MF7  杉本竜士(53分 アラン)
FW17 ドウグラス・ヴィエイラ
(ベンチメンバー:GK26太田岳志。DF5平智広。MF11南秀仁、23田村直也、28楠美圭史。FW9アラン・ピニェイロ、25平本一樹)

[4-2-3-1]

[4-2-3-1]

■平本のJリーグ通算400試合出場記念弾も

74分、讃岐のアランがハーフウェーライン付近からドリブルを開始。船山がかわされ、安在のスライディングも跳ね返され、突進が止まらない。

このとき、東京Vは井林、ウェズレイ、安西の3人が下がりながら対応していた。讃岐は4人が攻撃に参加している。井林から見て左、馬場賢治がフリーになっていた。井林は左手を動かし、ウェズレイを向かわせようとする。だが、これが伝わらず、ウェズレイはアランのドリブルを止めようと前に出てしまった。

必然、ボールはアランから馬場へ。馬場はゴール前の状況をじっくり見定める余裕を与えられ、ダイレクトで中央の高木和正へグラウンダーのパス。安西が足をすべらせ、寄せが遅れる。高木和はワントラップ、すぐさま右の仲間隼斗へボールを流す。仲間はシュートモーションに入り、アランのマークを捨てた井林、帰陣した高木純が防ごうとするが間に合わない。シュートはふたりの間を抜け、ゴール右隅に吸い込まれた。

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