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「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【マッチレポート】J2-7[H] V・ファーレン長崎戦『一歩進んで、半歩下がる』(2016/04/11)

2016年4月10日(日)
J2第7節 東京ヴェルディ vs V・ファーレン長崎
14:03キックオフ 駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場
[入場者数]2,752人 [天候]晴のち曇、弱風、気温23.2℃、湿度28%

東京V 0‐0 長崎
前半:0‐0
後半:0‐0
[得点]
なし

●東京Vスターティングメンバー
GK1  柴崎貴広
DF2  安西幸輝
DF23 田村直也
DF3   井林章
DF19 大木暁(81分 平)
MF8   中後雅喜
MF30 高木純平
MF11 南秀仁(64分 北脇)
MF25 平本一樹
FW18 高木大輔(79分 杉本)
FW9   アラン・ピニェイロ
(ベンチメンバー:GK26太田岳志。DF5平智広。MF13船山祐二、16中野雅臣、28楠美圭史。FW7杉本竜士、29北脇健慈)

監督 冨樫剛一

■カウンターのチャンスを逸す

後半、77分のシーンだ。長崎が放り込んできたロングボールを最終ラインの井林が頭で跳ね返す。セカンドボールを拾った高木純は、素早く右サイドに展開。好機到来だ。敵陣には広大なスペースが広がっている。一気呵成に攻め込むチャンスだった。

ハーフウェーラインの手前、パスを受けた安西は中央でフリーになっていた平本にパス。前方には高木大とアランがいる。大急ぎで守備に戻る長崎の選手は3人。同数だ。平本は左サイドのオープンスペースに走る大木を使った。

東京Vはボールを前に運んではいた。だが、手数をかける都合、長崎に帰陣する時間を与えた。大木はアランにボールを渡し、ここで陣形を整えた長崎に捕まる。後ろ向きにさせられたアランはやむなく高木純にバックパス。さらに田村までボールを戻し、攻撃のやり直し。田村から安西へのパスがずれ、相手にクリアされた。

スコアレスドローに終わったこのゲームを象徴する場面である。じつに7本のパスをつなぎ、フィニッシュまで持ち込めない。東京Vのシュート数は前後半合わせ、たったの5本だった。

決定機をつくり、シュートが外れる、もしくは防がれる。期待感が高まり、落胆する。この上げ下げはいくらかプラスである。連続すれば、さあ次だ次だと、勢いが生まれる。スタジアムの空気も高揚する。チャンスになりかけて、何も起きない。一見、プラマイゼロのようだが、不完全燃焼はマイナスに振れる。そのままストレスとして蓄積される。

(残り 1770文字/全文: 2713文字)

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