「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2‐13[A] ツエーゲン金沢戦のポイント(2016/05/15)

現役時代は守備の職人として鳴らした、OBの佐伯直哉さん。

現役時代は守備の職人として鳴らした、OBの佐伯直哉さん。

J2第13節、東京ヴェルディ(18位=勝点10/2勝4分6敗 得失点-9)は、ツエーゲン金沢(22位=勝点5/1勝2分8敗 得失点-9)とアウェーで対戦する。ゴールを奪い、かつ勝ち切るためには守備の安定が不可欠だ。東京Vは前節の松本山雅戦で4失点の惨敗を喫しており、ひとまず問題点を洗い出し、チームを立て直さなければならない。そこで今回は特別に、ふだんからチームの練習を手伝い、選手たちの様子を知るOBの佐伯直哉さんのミニインタビューをお届けする。堅固な守備とはいかに構築されるのか。ほぼ悩み相談のような内容となった。

■地道に培われた、あうんの呼吸

――今年に入って、練習をサポートしている姿をよく見かけます。どういった事情なんですか?
「自分からお願いしたんです。指導者の経験を積むために、練習を手伝わせてほしいと。冨樫監督は『いつでも好きなときにおいで』と言ってくださって、時間を見つけて参加させてもらっています。そうやって快く受け入れてもらえるのはありがたいよね。出身クラブとはいえ、ここまでオープンな態勢はなかなかないと思います」

――このクラブのいいところだなあ。
「それにクラブは年に一度はOB戦を主催してくれる。あれ、うれしいんですよ。昔のチームメイトや先輩方、サポーターの皆さんに会える貴重な場です」

――試合はご覧になっていますか?
「もちろん。毎試合、観てます。現場に出入りする以上、状況を知っておかないと失礼だしね」

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