「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2‐26[H] ロアッソ熊本戦のポイント with『熊本蹴球通信』(2016/07/31)

J2第26節、東京ヴェルディ(18位=勝点26/6勝8分11敗 得失点-11)は、ロアッソ熊本(14位=勝点29/8勝5分9敗 得失点-8)と、味の素スタジアムで対戦する。前回の対戦と同じく、熊本蹴球通信(kumamoto football journal)の発行人である井芹貴志(いせり たかし)さんと話しながら、ゲームのポイントを探ってみたい。

■「連戦はひたすらコンディショニングのみ」(井芹)

海江田(以下、海)「この数ヵ月、大変でしたね。前回対戦したのが3月13日。その1ヵ月後に地震があって。まだ大変な状況が続いている人たちがたくさんいる」

井芹(以下、井)「被害がまだら状なんですよ。日常生活をすっかり取り戻した人がいれば、いまだに避難所で生活する人も」

海「井芹さんちは?」

井「うちは建物の被害がなかったので、クルマで二晩過ごしたあと自宅に戻れました。ライフラインの復旧もわりと順調で」

海「それはよかった」

井「チームは大変でしたね。5月2日に再始動するまで、避難所にいる選手や、家族と離れ離れの選手もいましたから。巻(誠一郎)を筆頭に、ボランティアで避難所を回ったり、コンディションを戻すまで苦労したと思います」

海「そして、以降連戦も余儀なくされた」

井「5連戦のうち3連敗。その3試合で13失点」

海「それはきついなあ」

井「戦術的なトレーニングはほぼできず、ひたすらコンディショニングのみ。まだ未消化分が3試合あります」

海「いつ入ってくるの?」

井「8月ですね。天皇杯を勝ち進むと、7連戦くらいになる計算かな」

海「暑さに加え、連戦か。想像を絶する過酷さ……」

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