「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2‐34[A] FC町田ゼルビア戦のポイント with『町田日和』(2016/10/02)

J2第34節、東京ヴェルディ(15位=勝点37/9勝10分14敗 得失点-12)は、FC町田ゼルビア(8位=勝点46/12勝10分11敗 得失点+5)と町田市立陸上競技場で対戦する。
東京クラシックと銘打たれる一戦。今回は、FC町田ゼルビアを中心に、少年サッカーの街・町田の情報を伝えるWEBマガジン『町田日和』の郡司聡さんと話しながら、ゲームの行方を探ってみたい。

■「上で待ってるぜと」(郡司)

海江田(以下、海)「先月28日、来季のクラブライセンスが発表されましたよね」

郡司(以下、郡)「はい、出ました」

町田に交付されたのはJ2ライセンス。つまり、成績要件を満たしてもJ1に昇格できない。6位内に入ってもプレーオフに参加できない。現在8位と上を狙える位置につけていて、モチベーションの面で影響は?

「まったくないとは言いませんけど、ある程度織り込み済みでしたから」

「どうにかしてJ1ライセンスの条件を満たそうとして、不交付だったわけではない」

「そうですね。スタジアムとクラブハウス、ハード面の問題が未解決。現場は機運を盛り上げていきたいと懸命にやっていますよ。はっきりした目標は、東京オリンピックが開催される2020年、J1の舞台に上がっていること」

「それ、乗っからせて。五輪イヤーはヴェルディもJ1でやっていたい。2020年、東京クラシックをJ1で!」

「2020年まで下にいるつもりですか?」

「そうは言ってないでしょ。先に上がっていてもいいんだから」

「なるほど、上で待ってるぜと」

「あのさ、いまうち15位なの。『厚かましい。どのツラ下げて言ってんの?』って笑われちゃうよ。にしても、今季の町田は大躍進ですね。シーズン終盤の時期に8位。この成績に関しては?」

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