「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2‐35[H] ギラヴァンツ北九州戦のポイント(2016/10/08)

柴崎貴広

ホームのサポーターを背にゴールを守りたい柴崎貴広。

J2第35節、東京ヴェルディ(17位=勝点37/9勝10分15敗 得失点-13)は、ギラヴァンツ北九州(22位=勝点29/6勝11分17敗 得失点-18)と味の素スタジアムで対戦する。
残留争いの6ポイントマッチ。しっかり勝ち切り、安全圏へと移行したい。東京V戦にはめっぽう強い原一樹をどう抑えるか。それが問題だ。

■原から目を離すな

「あの選手はふつうと違って、背中にいたがる。さっと視界から消え、プルアウェイの逃げる動きも特長ですね」

と語る井林章。あの選手とは、もちろん原一樹のこと。過去、東京V戦で数々のゴールをマークし、前回の対戦でも2ゴールを決められている。

「ひとりでは見切れない場面が出てくるでしょうから、最終ラインの4人の関係で抑えるようにしないと。非常に強いゴールへの嗅覚があるので、シュートコースはきっちり塞ぎたい」

対戦相手の評価はストレートに語ることの多い井林だが、これほど警戒を露わにするのは珍しい。

最近、自分が絡む失点が続いている影響もあるだろう。物言いがやや慎重になっている。加えて、キャプテンの責任もその双肩に圧しかかる。2013年、関西学院大から加入し、順調にキャリアを歩んできた井林にとって、今季は最も難儀なシーズンではないか。

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