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【マッチレポート】J2-36[A] モンテディオ山形戦『ストロングの幻想』(2016/10/17)

2016年10月16日(日)
J2第36節 モンテディオ山形 vs 東京ヴェルディ
14:04キックオフ NDソフトスタジアム山形
[入場者数]5,584人 [天候]晴、弱風、気温21.1℃、湿度46%

山形 1‐0 東京V
前半:1‐0
後半:0‐0
[得点]
1‐0 松岡亮輔(20分)

●東京Vスターティングメンバー
GK1   柴崎貴広
DF2   安西幸輝
DF3   井林章
DF5   平智広
DF6   安在和樹
MF33 渡辺皓太(62分 高木大)
MF8   中後雅喜
MF14 澤井直人(46分* 杉本)
MF32 二川孝広
MF10 高木善朗
FW17 ドウグラス・ヴィエイラ(72分 北脇)
(ベンチメンバー:GK31鈴木椋大。MF13船山祐二、23田村直也。FW7杉本竜士、9アラン・ピニェイロ、18高木大輔、29北脇健慈)

監督 冨樫剛一

■追撃及ばず、山形に散る

「ケンジ、がんばれ!」の叫びがアウェー側のスタンドから響いた。ドウグラス・ヴィエイラとハイタッチを交わした北脇健慈が、ピッチに立つ。J2第31節の水戸ホーリーホック戦以来、5試合ぶりの出場だ。

ゲームは、モンテディオ山形が1点リードのまま、後半の半ばを過ぎた。東京ヴェルディの冨樫剛一監督は、後半頭から杉本竜士、62分に高木大輔、そして72分に北脇を投入。これにて北脇と高木大が2トップを組み、ドリブルで仕掛けられる杉本を右サイドハーフに置き、追撃の構えを見せる。

この策そのものは、ある程度の成果を挙げた。高木大、北脇が前線からのプレッシングで、それまで山形が自由に扱っていた時間と空間を削ぎ落とす。そうして山形を押し下げ、相手から奪った余裕はそのまま東京Vの攻撃の時間になった。杉本はボックスの周辺で果敢にドリブルを仕掛け、3つの直接フリーキックを獲得した。

78分、ゴールほぼ正面、約20メートルの位置からのフリーキック。中後雅喜が直接狙ったシュートは壁に当たり、山岸範宏がキャッチ。

84分、ペナルティアークの位置から狙った高木善朗のフリーキックは、バーの上をかすめた。

最大の決定機が87分、やや右寄りの位置で得たフリーキックだった。高木善が中に合わせたキックは左に流れ、井林章がシュート。ポストに跳ね返り、こぼれ球を平智広が押し込もうとするが、ゴールの枠を逸れた。その瞬間、高木善はピッチにばったり倒れ、天を仰いでいる。

結局、ゲームはこのままタイムアップとなった。

山形は勝点3を上積みできたから良いものの、榎本一慶主審のジャッジには強い不満のあったゲームに違いない。

7分、ゴールに迫った川西翔太が柴崎貴広と交錯した場面。89分、ディエゴが柴崎の飛び出しをジャンプしてかわした場面。どちらもシミュレーションと判定され、警告が出された。2枚目の警告だったディエゴは退場となり、次節は出場停止だ。

あとで映像を確認すると、前者は柴崎の足が川西のすねに当たっており、山形にペナルティキックが与えられるべきものだった。一方、後者はシミュレーションの判定で正しい。ディエゴは右足を故意に残し、柴崎と接触させている。かつて、東京Vに在籍したときもよくあったプレーだ。

いずれにせよ、別のレフェリーであれば東京Vに厳しい判定が下されてもおかしくなく、こういったお目こぼしに預かりながら、結果として勝点ゼロに終わったのは悔やまれる。なお、榎本主審の名は、PK狙いのプレーは裏目に出るタイプと記憶しておきたい。こう書き記しておかないと、僕はすぐに忘れてしまう。

(残り 2350文字/全文: 3764文字)

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