「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【有料解除】【トピックス】『SBGヒーロー2016』総評・前編(2016/11/27)

新宿『どん底』

今回の会場となった新宿の『どん底』。

11月23日、僕と林遼平(サッカー専門新聞『エルゴラッソ』東京ヴェルディ担当)は、この度の『SBGヒーロー2016』を総評し、ついでにシーズンを振り返ろうと、新宿三丁目の『どん底』に集まった。

まず、投票結果のおさらいから。

【第1位】
MF10 高木善朗 612P

【第2位】
FW18 高木大輔 174P

【第3位】
DF6 安在和樹 154P

【第4位】
MF14 澤井直人 153P

【第5位】
MF20 井上潮音 137P

そして、僕たちの投票内容は次のとおりだ。

●海江田
第1位 MF18 高木大輔
第2位 FW10 高木善朗
第3位 MF14 澤井直人

●林
第1位 MF14 澤井直人
第2位 MF10 高木善朗
第3位 DF6 安在和樹

どこ見てんだよ! ちゃんとやれ。

どこ見てんだよ! ちゃんとやれ。

■高木善朗、圧倒的な得票数

林「善朗のトップは妥当な結果でしょう」

海江田(以下、海)「そうね」

林「残した数字が活躍を証明していますし」

海「おれらはふたりとも2位だけど」

林「そこは、着目するポイントというか、ほかを見てあげたいという面も」

海「おれはね、本人が『今季の出来は50点』と話していたように、もともと持っている能力、期待値の高さからすれば、一段上の成果を望みます。パフォーマンスの上がる時期が思ったよりも少し遅かったな。あれだけ冨樫さんが辛抱強く使い続けたんだから、上向くタイミングがもうちょい前倒しされるはずだった」

林「シーズン序盤は苦しみましたね」

海「相手から狙い撃ちにされる場面も多々あった」

林「それでイライラして、やたらとカードをもらって」

海「一方で、シーズン後半のハイ・パフォーマンスは凄まじいものがあったね。うわ、こりゃモノが違うわと」

林「ゴール、アシスト、記憶に残るプレーをたくさん見せてもらいました」

※以下、読者のコメント。

「夏以降の得点数を考えればナンバーワン!」(ぴくよろ)

「10番なくして残留はできなかった! 来季も必ず!!」(じゅん)

「1年通し、攻撃の中心として活躍した印象。善朗がいなかったら、今年のヴェルディは本当にヤバかったと思う。文句なしに第1位です。来年もヴェルディの一員として一緒に戦ってほしい」(ゆーこー)

「堂々と攻撃を牽引し、すばらしいパフォーマンスを継続したから。まさに背番号10!」(tatsuya)

「シーズン中盤から終盤のプレーは、チームを引っ張ってくれました。ありがとう。清水戦は特に気持ちが見られ、アウェーでのゴールは記憶に残っています。徐々にコンディションが整い、パフォーマンスを上げてきており、このまま一緒にJ1で戦いたい。大輔、澤井とも悩みましたが、今シーズンの結果から善朗に投票しました」(ポチョ)

「得点とアシスト、プレアシストの数字面で最も高い結果を残した。特に中盤戦以降の活躍は残留に直結した」(トマル)

「今年のヴェルディは間違いなく善朗のチーム!」(ぷー)

「本人のコメントでもありましたが、自分が点を取ってチームを勝たせると意識が変わってからは、非常に頼もしく感じられました」(kei)

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