「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【監督・選手コメント】J2-9[H] ザスパクサツ群馬戦に向けて ~ロティーナ監督、梶川、安西、内田~(17.4.21)

4月22日のJ2第9節、ザスパクサツ群馬戦に向けて、ロティーナ監督、梶川諒太、安西幸輝、内田達也は次のように話した。

DF2安西幸輝
――前節のモンテディオ山形戦は、フォワードではなく本来の右ウイングバックでの出場でした。ロティーナ監督は安西選手のユーティリティ性を高く評価しています。それにしても、昨年から本当にいろいろなポジションで起用されますね。左右のサイドバック、サイドハーフ、ユースの頃は中盤の底をやっていた時期もあった。センターバックとセンターフォワード以外、ほぼ全域を塗りつぶしそう。
「そうですね。監督の期待に応えたいと思ってますし、与えられた役割を果たすのが自分の仕事。まあ、いいんですけど、とにかく僕はもっともっと上を目指したい。1、2試合ならフォワードで出るのもいいかなと考えていましたが、実際、そこでは上にいけないと思っていて」

――やはり本領を発揮できるのはサイドだと。
「はい。一番上までいけるのはそこかな。左右どちらもできる選手になりたい」

――山形に敗れ、今季初の連敗となりました。ダメージは?
「雰囲気にこれといって変化はないです。昨年よりチーム内の競争が格段に激しいので、次の試合に向けて集中しています。みんな表には出さないだけで、チームメイトへのライバル心をメラメラ燃やしている」

――ということは、安西選手が同期の高木大輔選手を強く意識することも?
「いや、さすがにそれはないですよ。ずっと一緒にやってきた大輔にライバル心なんて。ないない、絶対ないです」

――イメージしてみましょう。後半、安西選手に代わって右サイドに入った高木大選手が大活躍。チームを勝利に導く決勝ゴールを叩き込んだ。
「あ、それはいやだな」

――充分ありえますよ。いまはポジションがほぼかぶっている状況です。
「自分と同じポジションで出て、結果を出されるのはいやだ。ということは、大輔にもライバル心があるのか」

――試合2日前は心身ともにリラックスするためにいつも軽めの練習です。ピッチ外ではどんな過ごし方を?
「監督から負荷をかけることは何もやってはいけないと言われています。ひまなときはyoutubeを見ていますね。youtuberのジョーブログ、好きなんです。南米横断とかやってて」

――初耳です。
「面白いですよ。あれを見て、生きているありがたみを感じています」

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