【サッカーパック人気5位】 2019Jリーグキックオフカンファレンスでの一問一答~川崎の鬼木達監督

「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【マッチレポート】J2-12[H] 横浜FC戦『かくも苦きドロー』(17.5.8)

『何も兄妹仲よくドローにならなくたって』2017.5.7

『何も兄妹仲よくドローにならなくたって』2017.5.7

2017年5月7日(日)
J2第12節 東京ヴェルディ vs 横浜FC
16:04キックオフ 味の素スタジアム
[入場者数]9,452人 [天候]曇、中風、気温24.3℃、湿度54%

東京V 1‐1 横浜FC
前半:1‐1
後半:0‐0
[得点]
1‐0 高木大輔(7分)
1‐1 佐藤謙介(30分)

●東京Vスターティングメンバー
GK1   柴崎貴広
DF3   井林章
DF4   畠中槙之輔
DF5   平智広
MF6   安在和樹
MF17 内田達也
MF27 橋本英郎(74分 渡辺)
MF2   安西幸輝
FW38 梶川諒太
FW10 高木善朗(90分 中野)
FW18 高木大輔(66分 アラン)
(ベンチメンバー:GK26太田岳志。DF19永田充、23田村直也。MF30高木純平、33渡辺皓太。FW7アラン・ピニェイロ、11中野雅臣)

監督 ロティーナ

試合データなど(東京ヴェルディ オフィシャルサイト)

■高木大輔の勝負強さ

たくさんの「なぜ」が僕の頭には浮かんでいた。

7分、東京ヴェルディのフリーキックの場面。ゴールほぼ正面、距離はおよそ35メートル。安在和樹のややアウトにかけた強烈なキックは、ゴールキーパーの手前でワンバウンド。高丘陽平ははじき返すのが精一杯で、こぼれ球を高木大輔が右足で押し込んだ。首位の横浜FCに、痛烈な先制パンチを食らわせた。

今季初ゴール。コーナーフラッグの付近に走り、ガッツポーズを決める高木大の頭上から万雷の拍手が降り注ぐ。なぜ、絶好のチャンスボールが高木大の前にこぼれてくるのか。この勝負強さはどこに由来するのか。そもそも、なぜロティーナ監督は高木大を先発で起用したのか。しかも、これまで起用してきたウイングバックではなく、3トップの中央で。

60分で下げられた前節のツエーゲン金沢戦の出来を重く見れば、18人の枠から外れてもおかしくなかった。高木大が突破を仕掛けると、ことごとく相手とタイミングがバチンと合い、止められてしまうのだ。気丈な高木大にも、さすがに落ち込みが見られた。その選手が指揮官の期待に応え、堂々たる結果を出す。なぜだ。

この試合を通じ、僕がロティーナ監督に問いたかったのはその一点のみ。先に監督会見のコメントからお伝えしたい。

「大輔を先発で使ったのは、アラン(・ピニェイロ)が筋肉系のトラブルを少し抱えていたからです。メディカルチームと話し合い、45分以上プレーさせないという結論に至りました。ケガをさせたくなかったのでベンチに置き、試合が拮抗していた最後に投入しました。ただ、できれば使いたくはなかったですね。ドウグラス(・ヴィエイラ)も前節けがをしており、よって今日は大輔をフォワードで起用しました」

つまり、戦術的な起用ではなく、高木大は偶発的にめぐってきたチャンスをものにしたということだ。ゴールという結果が、なおのこと輝きを増す。

だが、これは僕の知りたかったことの半分程度。高木大は3トップの中央でほとんどトレーニングをしていない。ドウグラスの控えと位置付けられていた中野雅臣ではなく、なぜ高木大だったのか。ロティーナ監督はその長所についてこう話した。

「ヨーロッパの選手に近い印象を持っています。サッカーに生きている人間という印象です。試合はもちろん、練習でも強い強度でプレーでき、さらにとても賢い。この試合のセカンドボールに詰めた1点目も非常に賢いプレーでした。今日の彼のパフォーマンスには満足しています。前線でボールをキープし、守備の場面でも貢献してくれました」

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