【直前インフォメーション】J2‐14[H] ジェフユナイテッド千葉戦のポイント(17.5.17)
J2第14節、4位の東京ヴェルディ(勝点23/7勝2分4敗 得失点+8)は、12位のジェフユナイテッド千葉(勝点19/5勝4分4敗 得失点+2)と、味の素スタジアムで対戦する。
前節、千葉は5得点の快勝。看板に掲げるハイプレス&ハイラインがいよいよ本領発揮か。攻守の入れ替わりの激しい、ハラハラドキドキの一戦となりそうだ。
■佐藤優也が大変そうだ
「みんな来てくれるのかな。次の日、仕事や学校だってあるのに。19時半キックオフって。そんな簡単じゃないよな」
練習後、クラブハウスの記者のたまり場に立ち寄ってくれた柴崎貴広がブツブツ言っている。千葉戦は今季唯一の平日ナイトゲーム。入場者数が気になるらしい。
一昨年までのチームメイト、佐藤優也が相手側のゴールマウスを守る。もとい、ゴールマウスのみならず、とんでもなく広範囲を仕事場として任されている。千葉の戦術はハイプレス&ハイラインを基軸とし、最終ラインの裏の広大なスペースをキーパーがカバーしなければならない。
「優也くんは楽しんでやってると思いますよ。足元の上手な選手だから、たくさんボールに触れるのは歓迎だろうし。ヘンなボールの失い方をして、頭上を抜かれて失点するのは不問とされるんじゃないかな。そうでなければ、キーパーはやってられないですもん」
前節から中3日と間隔は短いが、千葉戦の対策トレーニングは積んだ。
「相手の高いラインを常に意識し、奪ったボールを速い攻撃につなげたい。やってみないとわからない部分はあるんですけどね。おおよそのイメージはできています」
今季、何度か見せている柴崎の素早いスローイングは有効だ。味方の動き出しとタイミングが合えば、一気に敵陣へと攻め込める。
「あとはボールパーソンに『マイボールのときはすぐに出してね』と言っとこうか。時々、プレーに見とれちゃっている子がいるんですよ。あるいはゲームに気持ちが入りすぎて、動作が遅れる。悪気はないんだよな、あれ」
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