【マッチレポート】J2-18[H] 名古屋グランパス戦『2分間の逆転劇』(17.6.11)
2017年6月10日(土)
J2第18節 東京ヴェルディ vs 名古屋グランパス
15:03キックオフ 味の素スタジアム
[入場者数]12,659人 [天候]晴時々曇、弱風、気温31.4℃、湿度30%
東京V 2‐1 名古屋
前半:0‐1
後半:2‐0
[得点]
0‐1 杉森考起(15分)
1‐1 ドウグラス・ヴィエイラ(65分)
2‐1 ドウグラス・ヴィエイラ(67分)
●東京Vスターティングメンバー
GK1 柴崎貴広
DF3 井林章
DF4 畠中槙之輔
DF5 平智広
MF2 安西幸輝
MF33 渡辺皓太(66分 橋本)
MF17 内田達也
MF6 安在和樹
FW7 アラン・ピニェイロ
FW38 梶川諒太(82分 高木純)
FW18 高木大輔(51分 ドウグラス)
(ベンチメンバー:GK34内藤圭佑。DF19永田充、23田村直也。MF27橋本英郎、30高木純平。FW9ドウグラス・ヴィエイラ、11中野雅臣)
監督 ロティーナ
■およそ1年半ぶりの1万人超え
名古屋は形になるまで、かなり時間がかかるだろうよ。そんなふうにうそぶいていた自分をひっぱたいてやりたいと思った。根拠はあった。川崎フロンターレでの風間八宏監督の仕事がそれだ。2012年途中から2016年まで川崎で指揮を執り、内容と結果を釣り合わせ、シーズンをとおして安定したチーム力を発揮できるようになるまで、じつに5年を要している。
ところが、どうだ。東京ヴェルディは相手のパス回しに翻弄され、ボールが取れない。
15分、名古屋グランパスの先制点は鮮やかだった。右サイドの宮原和也から中央の田口泰士へ。田口はワンタッチの縦パスをシモビッチに入れ、横に出したパスを杉森考起がシュート。ボールは柴崎貴広の手先をかすめ、ネットを揺らした。杉森の周囲には東京Vの選手が5人もいたが、流れるようなコンビネーションを前に、何もさせてもらえなかった。
特に手を焼いたのは、名古屋の左サイドだ。和泉竜司、青木亮太の縦の関係、そこに田口や杉森が絡み、東京Vの防衛ラインをズタズタに引き裂く。ゲーム序盤こそ安西幸輝が攻め上がり、チャンスをつくったが、時間の経過とともに押し込まれていった。
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