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「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【無料記事】【直前インフォメーション】J2‐26[A] ツエーゲン金沢戦のポイント(17.8.5)

いまの安西幸輝はそう簡単には止められない。

いまの安西幸輝はそう簡単には止められない。

J2第26節、11位の東京ヴェルディ(勝点36/10勝6分9敗 得失点+5)は、18位のツエーゲン金沢(勝点28/8勝4分13敗 得失点-17)と石川県西部緑地公園陸上競技場で対戦する。
マンツーマンではめにくる金沢に対し、攻撃の突破口をどこから開くか。左サイドの安西幸輝に期待したい。

■役者になれ!

安西幸輝が絶好調だ。身体のキレ、メンタルの充実度ともに文句なし。左サイドから果敢に突破を仕掛け、相手を圧倒している。

「左サイドでボールを持てば、縦にもいけるし、カットインもできる。中に切れ込んだときは利き足でクロスを上げられるのがアドバンテージになります。これで(勝点、得点、アシストなどの)数字が伸びてくれればなおいい」

単純な話、金沢のマンツーマンディフェンスに対し、最も勝率の高さが見込めるのは安西のところになる。サイドを切り裂き、ぐいぐい押し込んでもらいたい。

前節の水戸ホーリホック戦、安西の気迫は際立って見えた。アグレッシブなプレーはもちろん、主審のジャッジに対する意見の申し立てまで。90分間、全身全霊を傾けて戦っていた。

「ロティーナさんが『役者になれ!』って言うんですよ。味方への声出し、守備のコーチングなど、ここを舞台上だと思えと。だから、僕は役者になりきった」

役者のような振る舞いを求められ、それを実行に移せる人は多くない。安西のノリのよさがいい方向に出た。

もうひとつ、僕が水戸戦で胸を打たれたのが、終了間際、自陣ゴール前まで戻ってクロスをクリアしたシーンだ。エネルギーのタンクは底をつきかけていただろうに、最後の踏ん張りを見せて失点を防いだ。

「間に合ってよかったです。あれは自分でもいいプレーができたと思った。ボールを持った(外山)凌くんが中をチラッと見たんですね。クロスがマイナスにくるなら、あそこに違いないと」

快速アタッカーとして知られる外山は東京ヴェルディのアカデミーで育ち、安西のひとつ上の先輩。かつて同じチームでプレーしたことが、こんなふうに生きることもある。

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