【無料記事】【SBGニュース】藤本寛也がU‐18日本代表から帰還(17.8.14)
■もっとボックスに侵入する回数を
8月10日から13日まで、SBSカップ国際ユースサッカーが静岡県で開催された。出場したのは、U‐18日本代表、U‐18チリ代表、U‐18チェコ代表、静岡ユースの4チーム。U‐18日本代表は1勝2敗の3位に終わっている。優勝はU‐18チリ代表。
東京ヴェルディユースに所属し、トップで2種登録されている藤本寛也はU‐18日本代表で10番を付け、2試合に先発フル出場した。
「最初のチリ戦(1‐2●)と2戦目の静岡ユース戦(0‐1●)が悔やまれます。チーム全体で、いつものアグレッシブさ、積極性を出せなかった。たとえばプレスをかけるとき、100%ボールを奪うという姿勢でいけなかった。最後のチェコ戦(2‐1○)でようやく積極性が出せるようになったんですが、遅かったですね」
実力差は感じることはほぼなく、藤本は終わったあとで「最初からやっていれば、勝てた大会だったよな」とチームメイトと話したそうだ。
今後の糧となる、新たな発見はあったのだろうか。
「ひとつは、もっと自分がチーム全体に関わっていくこと。ボックスに入っていく回数も足りなかったので、増やしていけるようにしたいです」
左足のキックとボールの動かし方の巧さには定評のあるプレーヤーだ。周囲と使い使われる関係を構築し、影響力を強めていけば、その先に当面の目標であるJリーグデビューが見えてくる。